Story

2004～2006年の曲 / Play You. House 2nd 1-7 / あ行（artist名） / さ行（曲名） / 中村千尋 / 神田莉緒香 / 竹渕慶

2013.04.09

【title】Story／AI（Cover）
【member】中村千尋（ボーカル・ギター）、神田莉緒香（コーラス）、竹渕慶（コーラス）
【upload】2010/10/14
【live date】Play You.House-2nd-no.02 ( 2010/10/09)
【total-time】4：30

【title】『Story』
【Artist】AI（アイ）
【作詞】AI
【作曲】2 SOUL for 2 SOUL MUSIC.INC.
【リリース】2005/05/18

AI（アイ）は、日本の女性シンガーソングライター。母が日本人とイタリア系
アメリカ人のハーフ、父親が日本人のクォーター。LA生まれで、一旦帰国後、
再び渡米、LAの音楽系高校で学び、教会のクワイヤのメンバーとして本場の
ゴスペルも経験。高校卒業後帰国、2000年にメジャーデビュー。3rdアルバム
『2004 A.I.』でゴールドディスク獲得。楽曲では12thシングル『Story』（2005）
の大ヒット後、『Believe』・『I Wanna Know』（2006）、『大切なもの』（2008）、
『ハピネス』（2011）、『ウツクシキモノ』（2012）、『VOICE』（2013）等をリリース。

【元曲の歌詞サイトへのリンク】（うたまっぷ.com)

歌詞サイトの利用は閲覧のみに限定されており、歌詞の複製・転載・改変などは
著作権保護の観点から禁止されていますのでご注意ください。

このカバーでリードボーカルをしている中村千尋は、フワっとした魅惑的な声
が特徴で、AIの声質の曲に合いそうにないのだが、結構ピッタリきている。
そういえば、1983年の村下孝蔵の『初恋』（←link）も一見合いそうにない
ようで、見事に歌いこなしているのを見ると、案外彼女の声質はカバー範囲
が広いのかも。

中村千尋は、Play You.House-2ndの短い期間しか登場しないので、
この機会に、この時期の彼女の活動についてチェックしておく。

彼女が参加しているバンド『たらりらん』は、残念ながら、2013年4月5日の
ライブをもって活動を休止してしまったが、このカバーの収録当時は、ちょうど
『たらりらん』史上でもエポックメーキングな時期であった（2010年10月）。

というのも、2010年のSONY とLOTTE のコラボ企画『歌のあるガム』プロジェクト
で、メジャーデビューを目指す若手アーティストが選出される中で『たらりらん』も
6000組の中から5組のファイナリストとして選ばれることになるからだ。

そして、2010年11月３日渋谷AXでファイナルライブが行われ、受賞は逃したが、
満足できるライブだったと本人の『中村千尋のブログ』で報告している（←link）

この時の『たらりらん』のメンバーは、2013年4月の活動停止時のメンバーと
違って、下のように女性4名男性1名の5名のバンド。翌年2011年1月に前列の
『しっか』と『ゆーたろう（カテキン）』が抜けて、一時3名のバンドとなる。
（『歌のあるガム』プロジェクト2010～たらりらん～YouTube←link より）

この動画中の中村千尋の紹介が面白すぎるのでメモしておく。
なお、このメンバー紹介は、『本人がいない間に、残りの4人で
本人の悪口を言う』という演出になっているので、話半分で
読んでほしい。（動画では、0：25頃より）

ゆーたろう：『カメラの前では、なんかカワいく映ってるけど、
ただの奇人だよね（笑）』

あかね　　：『中身はね（笑）』

ゆーたろう：『ちゃらんぽらんだよね』

みのりん　：『口悪いし』

ゆーたろう：『そう、前になんか”もう人は傷つけない”と誓ってた
けど、その瞬間に、もうバカにしてたからね（笑）
ありゃあ、ダメな人間だよね（笑）』

ゆーたろう：『ヴォーカリストとしては、ホントに歌上手いよね』

みのりん　：『作る曲もすごくいい』

あかね　　：『世界観的なものがある』

ゆーたろう：『最高だね（笑）　根は腐ってるけど（笑）』

あかね　　：『根は腐ってるけど‥（笑）』

ゆーたろう：『そう、根は腐ってても、いい曲作るから、
まあ、いいか（笑）』

まあ、以上は、『愛情ある毒舌』で、本気にしてはいけない
のだが、中村千尋がゲストとして参加したGoosehouse　の
6回目LIVE（2011/07/30←link）での木村正英とのやり取りを
見ていると、思ったことをズバっと言う彼女の痛快なキャラクターが
わかって、Play You.House時代のLIVEで、このキャラをもっと
出してほしかったと惜しい思いがする（00:16:05 頃より）。