もうGooseでいいよ。

AM11:00


【title】AM11:00/HY(Cover)
【member】齋藤ジョニー(ボーカル・ギター)、d-ize(ボーカル・ピアノ)
竹渕慶、竹澤汀、神田莉緒香、木村正英、工藤秀平(以上、ボーカル)
【upload】2011/05/28
【live date】Goosehouse no.03  ( 2011/05/28)
【total-time】5:31

 



【title】『AM11:00』
【Artist】HY
【作詞・作曲】TUN(名嘉俊)
【リリース】2003/04/16(アルバム『Street Story』)

 

 



HY(エイチワイ)は日本のロックバンド。5名のメンバー全員が沖縄出身・在住。
HYの名の由来は、彼等の地元、東屋慶名(Higashi Yakena)の地名から。特定のメンバー
が作詞・作曲を担当するというスタイルをとらず、多様な曲作りが特長。この『AM11:00』
を作詞・作曲した名嘉俊(なか・しゅん:TUN)はバンドではドラム・ラップ担当。
この曲は、2ndアルバム『Street Story』の収録曲で、人気曲ではあるがシングル・カット
はされていない。というか、HYの全ての楽曲は原則、シングル・リリースされておらず、
アルバム作りを大切にしたいという姿勢を、バンド結成時から貫いている。

 


【元曲の歌詞サイトへのリンク】(うたまっぷ.com)

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Goosehouseのカバー曲の特徴として、『元曲へのリスペクトと同時にGooseらしい
アレンジが効いていて、元曲が好きな人も楽しめる』 ということがあると思う。

このHYの『AM11:00』のカバーは、その良い例だと感じるので、詞とボーカルの
ラインナップの観点から、ちょっとチェックを入れてみたい。

『AM11:00』の詞世界とボーカルの関係でいうと、この曲は、

『目を覚ましてよ~』で、
君と僕をめぐる日常的な視点から静かに始まるリードボーカル————–①
『窓から見下ろす街並みは~』で、
視点が急に俯瞰的になり、時空を超えて広がるカウンター的ボーカル—-②
『そうだ!こんな晴れた日には~』で、
願望かもしれないドライブ描写に転じる軽快なラップ—————————③

という構造で展開している。(この詞は、希望に満ちた側面だけでなく、不吉な不安
の気配も、どこか感じられ、祈りの形式になっている詞に説得力を与えている。)

HYの元曲では①新里英之(ボーカル)②仲宗根泉(ボーカル)③名嘉俊(ラップ)・
新里英之(ラップ)の順で、詞世界が効果的に展開されている。


上記画像は、 『AM11:00(PV) / HY 公式(YouTube)』(←link) より

 

Gooseのカバーでも、上記①②③は、そのまま次の順で踏襲され、元曲が持つ
詞世界の雰囲気は大切にされている 。
①齋藤ジョニー(ボーカル)②竹澤汀(ボーカル)・竹渕慶(ボーカル)
③神田莉緒香(ラップ)・工藤秀平(ラップ)

しかし、元曲のただのコピーに終わっていないのがGooseカバーの良さで、
それぞれ固有のリズムで動いているように見える各メンバーが、瞬間、連携
しながら詞をつないでいく様子は、視聴していて爽快である。

特に、1:56頃~3:13頃の竹澤汀から工藤秀平までの、リレーのような
約1分間は圧巻で、神田莉緒香の中継によって、心地よい女性ボーカルが
いつのまにか、工藤秀平の達者なラップに至り、『でも君が好き』で
区切られるまで、息もつかせない。

 

 

 


控えめな赤い人めっちゃかわいいわw
——————————(YouTube/ken34090208 さんのコメント/2012/08)

ほんと
ダイスキ!
何回聴いてもあきない*^^
癒されます。
——————————(YouTube/姫梨 佐々木 さんのコメント/2012/10)

自分は、現在東北に住んでいます。
今までずっと震災や原発でずっ­とやんでいました。
でも今日この動画を見て元気ずけられました!­!
ありがとうございます。私もずっとあなたたちを応援します。
こ­れからもがんばってください!
本当にありがとうございました。
——————————(YouTube/ZYVNO さんのコメント/2012)
慶さんのパンチのきいた声が好きです。
木村さんがd-izeさんのサスペンダーを
なおしてあげる仕草が微笑ましかったです^^
——————————(YouTube/01823201 さんのコメント/2012)

 

 

 


Song for…/HY(Cover)

HYの切ない love song をカバー。
沙夜香姉が初ピアノ伴奏・ボーカルで、
竹澤汀とともに、じっくり歌いあげる。