Love Forever

2007～2009年の曲 / Goosehouse 31-35 / か行（artist名） / さ行（artist名） / ら行（曲名） / オススメ曲 / ワタナベシュウヘイ / 沙夜香 / 竹渕慶

2013.12.12

【title】Love Forever／加藤ミリヤ×清水翔太（Cover）
【member】ワタナベシュウヘイ（ボーカル・ドラム）、竹渕慶（ボーカル・ピアノ）、
沙夜香（ボーカル・ピアノ）
【upload】2013/08/31
【live date】Goosehouse　no.31( 2013/08/24)
【total-time】4：46

【title】『Love Forever』
【Artist】加藤ミリヤ×清水翔太
【作詞・作曲】Shota Shimizu, Miliyah
【リリース】2009/05/13

『Love Forever（ラヴ・フォーエヴァー）』は、ほぼ同世代のR&B・
ヒップホップ系、俊英シンガーソングライターである加藤ミリヤと
清水翔太（加藤が1988年、清水が1989年生れ）のコラボレーション・
シングル。彼等のコラボはこの曲で終わらず、翌2010年にアンサー
ソングとして『Forever Love 』、2011年に『BELIEVE』、2013年に
『LOVE STORY』をリリースしている。

【元曲の歌詞サイトへのリンク】（うたまっぷ.com)

歌詞サイトの利用は閲覧のみに限定されており、歌詞の複製・転載・改変などは
著作権保護の観点から禁止されていますのでご注意ください。

最初は、やっぱり慶ちゃんのピアノの弾き語りが気になる。

沙夜香姉の弾き語りはもはや何の心配もなく安心して聴けるが、
竹渕慶は最近、楽器をガンバっているので『ミスせず弾いてね』と
親心が働いてしまう。
それから、最初のサビのワッシュウがあまりに切迫すぎて、元曲の
加藤ミリヤの囁くような声質と比べてやや重いなと思う。

しかし、このサビが数回繰り返された時点で、

慶ちゃんのピアノ挑戦の不安も、ワッシュウの声の重さも感じなくなる。

聴きほれてしまう。

『君に出会えてよかった　せつないけれどよかった』という歌詞が、
完全にワッシュウの声質と重なる。『星になり輝くよ』の余韻を残した
ビブラートで泣ける。このカバーを聴いた後では、このサビは、
ワッシュウの声でしか脳内再生されなくなってしまった。

ところで、このカバーのコメントで、ワッシュウがフロアタムをどうやって叩いて
いるのか、という疑問がいくつかあったが、この点について、ブログ管理人
の意見を述べたい。画像分析でメーカーの特定ができていないので、推測に
すぎないが、これはフロアタムではなくて、底面をバスドラム風にペダルで
叩き、上面をスネア風に叩ける、いわゆる『カクテルドラム（coktail drum）』
ではないかと思われる。

左画像は、GATEWAY drumline.com の
オリジナル・カクテルドラム基本セット。
カクテルドラムを扱っている楽器店は
少ないが、Goosehouseの上記ドラムは
このメーカーではないようだ。

このようなコンパクトドラムで最も有名なのは、YAMAHAのClub Jordan で、
アメリカの有名なドラマー、スティーブ・ジョ-ダンが開発したモデルだが、
現在、生産中止になっている。このClub Jordan はスタンディング演奏を前提
に作られたものだが、立ってバスペダルを踏むのは結構キツいらしく、現在の
カクテルドラムは座って演奏できるように、低くなっているタイプも多い。

Goosehouseの例のドラムは、スタンディング演奏もできなくはないようで、
『スターラブレイション／ケラケラ（Cover）』ではジョニーが上面を叩くの
にスティックではなくブラシ・プレイを試みているが、少し中腰になっている
（下画像左）。
『Tell your World／livetune feat. 初音ミク（Cover）』では、竹澤汀が右足で
バスドラム風にペダルを踏んでいるのがはっきりわかる（下画像右）。